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社長のおすすめ図書
若い頃、バンドをやっていた。ギター、ボーカルそして何と作詞作曲も担当していた。
つまり詞を書いていたのである。
現在の私のくだらない替え歌を知っている方々は信じないと思うが実にまともな詞を書いていた。
男と女の出会いや切なくも美しい別れ、人生賛歌、更には生まれたばかりの我が子への愛と、様々なテーマで書いた。
まあそのほとんどは忘れてしまったが、毎回ライブで新しい曲を演奏しなければならない時、地獄の苦しみだったことははっきりと記憶している。
どのくらい記憶しているかというと、何十年も経った今でも、時々ライブ当日にまだ詞が書けていなくて焦りまくる夢を見るくらいである。
それにくらべて本書の著者「谷川俊太郎」はすごい!当たり前の話ではあるがすごい!!
彼の著書は過去に何冊も読んではいるが、そのどれもが心に響き、そして揺さぶり、更に考えさえるのだ。
読んだことのない方のために、本書に収録されている作品の中で私の好きな「にわに木が」の一節を紹介しよう。
にわに木がたっていて
そのうえに
そらは
ある
ありつづける
わたしがうまれるまえから
わたしがしんだあとまで
たぶん
わたしがそういうと
あなたは
うなずいた
だまってうなずいた
あなたが
すきだ
どうですか皆さん?ぜひ本書に触れて心を揺さぶられてください。
いやあ、才能って本当に素晴らしい!(正直に言って羨ましい)