
Now Loading
社長のおすすめ図書
子供の頃、正義のヒーロー物のTV番組を夢中で観ていた。
正義という言葉の考え方について以前にも書いたので割愛するが、当時は「いいもん」対「わるもん」という単純な構図で真剣に「いいもん」を応援しつつ夢中になっていた。
どのくらい夢中になっていたかというと半世紀以上たった今でも主題歌が歌えるくらいである。
何を観ていたか思い出してみると、「レインボー戦隊ロビン」「キャプテンウルトラ」「ウルトラマン」「仮面ライダー」「キカイダー」「スーパージェッター」「スペクトルマン」「超人バロムワン」「デビルマン」等々。
いやはやよく飽きもせず同じような番組を観ていたものだと感心する。
母には「大人になってバカになるよ!」と叱られたものであったが、実際バカになったので母の予言は当たっていたと言えるだろう。
その中の1つが「サイボーグ009」である。
本書は石ノ森章太郎先生の原作に基づき、それに加えて9人の作家、脚本家が新たな背景の設定やストーリーを紡ぎだした小説である。
改造されたサイボーグ001から009までがすべて主人公として描かれている。実に懐か素晴らしい作品である。
私と同世代の御仁には是非読んで欲しいし、若い世代の方には「あいつらこんなものに夢中になっていたのか」とバカにしていただきたい。そんな一冊である。