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社長のおすすめ図書
昔からよく泣く方である。
「寅さん」を観ては泣き、「寺内貫太郎一家」を観ては泣く。そして「ロッキー」を観ては泣き、重松清の小説を読んでは泣く。
泣くことに関しては中々に忙しい人生である。
更に恐ろしい事には、ご多聞にもれず、年齢を重ね涙腺の弱くなった現在、「寅さん」を観て号泣し、重松清を読んで号泣している。
挙句の果てには「名探偵コナン」や「ハイキュー」といったアニメ(我々の時代はマンガと呼んだ)にも涙している(号泣はしてません)。
昔の青春ドラマの主題歌で♪涙は心の汗だ たっぷり流してみようよ♪という歌詞があったと記憶している。
確かに涙を流すことはある意味気持ちがいい。
それが感動の涙であれ、悲しみの涙であってもである。
たぶん心が浄化されるのであろう(もちろん私見であり反論もあるだろうが・・・)
身も心も満ち足りた恋が終わる。大好きだった男との別れ。そんな自分の心の置き場所がわからない。濃密な恋の終焉の悲しみを描く標題作の他12編からなる直木賞受賞短編集である本書。
ぜひ皆さんも切なくなったり、ほっこりした気持ちになったりしてください。そしてもっと泣けるような感受性を身につけてください。