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社長のおすすめ図書
学生時代、見事なまでに学校に行かなかった。
よって馴染みの教授は全くいなかった。名前を憶えているのはゼミのU教授くらいであり、他の教授は道ですれ違っても顔すらわからない状態だった。
なぜ私はそれほどまでに学校に顔を出さなかったのか?それにはいくつかの理由がある。
1.キャンパスが結構きつい坂の上にあり、途中で挫折してしまう
2.挫折した私を坂の途中にある馴染みの喫茶店が待ち受けている
3.喫茶店では仲間が待ち受けており、コーヒーを持って2階にある馴染みの雀荘へといってしまう
4.マージャンの後は馴染みの呑み屋にしけこんでしまう
5.そしてそんな毎日が4年間続く
そう、学生時代の私に馴染みの教授はいなかったが、本来学生には必要のない馴染みがたくさんあったのだ。
(そんな生活をしながら卒業に必要な単位数を3年間ですべて取得した私は「法学部の奇跡」と恐れられていた)
そして本書である。
昔から京大では楽しい講義が行われていたのは知っていた。
物事を逆説的にとらえることで本質を見抜こうとしたり、どうでもいい事を「なぜ?」と思ったり、実に面白い!
不便が社会を豊かにしたり、鮨屋のおやじがなぜ怒っていたり・・・。いやはや参った。
こんな講義であれば私も真面目に大学に通ったかも知れない。うーん、無理だな。学力が足りない。