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社長のおすすめ図書
「源氏鶏太」という作家がいた。
初めて読んだのはいつだったか?たぶん中学の終わりか高校の始めだったような気がする。ずいぶん昔の作家なので、若い人には馴染みがないだろう。
サラリーマンの傍らで作品を書いた人物であり、そのため勤め人とその周辺の日常をテーマにした作品が多い。
「三等重役」「坊ちゃん社員」等々胸を躍らせながら読んだ記憶がある。
何を隠そう私にもサラリーマン経験があり、そのあたりの機微は十分に理解している。
余談であるが、こういう話を友人Kにすると、「何を言うか。たった6年の経験しかないくせに生意気だ」と叱られる。
うるさいぞK!!お前こそ経営者経験が10年も無いくせに先輩に向かって生意気だ!!
話を元に戻そう。
そんなわけで(ってどんなわけだ)今でもサラリーマンを描いた小説は結構好きである。
本書もそんな小説のひとつだ。
ある日、営業1課で成績が上げられず退職勧告を受けた真島に専務取締役から新設する「営業零課」への参加を促される。
その課では昔ながらの接待による営業、効率でなく人間関係だけを重視した営業のみを行うという。
そして1年で成果をあげ、全社的に認めさせるといのだ。もし成果があがらなければ解散だと言う。
そこから零課に集められた個性的な人間たちの奮闘が始まる。
真島たちは本当に目標を達成できるのか?手に汗握る痛快サラリーマン小説、ぜひご一読を。
勤め人だった頃が懐かしい。(生意気だぞ!by K)