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社長のおすすめ図書
「地震 カミナリ 火事 親父」
言わずと知れた世の中の怖い物「四天王」である。
確かに地震は怖い。阪神淡路大震災は実際に経験したが思い出すと未だにビビる。
キャンプ中のカミナリも相当なものだし、火事だって怖い。
では親父は?
確かに昔の親父は怖かった。自分の父親はもちろんのこと近所のおじさんも怖かった。
では現在の親父はどうだろう?
何となくだがあまり怖いというイメージは無い。
どちらかと言うと、自分の子供や若い人に嫌われないよう「穏やかに、優しく、理解ある大人」のふりをしているような印象さえある。
もはや怖い親父は絶滅危惧種なのだろうか?いやいやまだまだ生き残りがいたんですね~。
エッセイストでタレントの阿川佐和子の父、作家の阿川弘之その人である。
何となく「怖い親父」とは知っていたが、本書を読んで驚いた。まさに昔の怖い親父そのものである。
「自分以外の家族は全てバカである。よって何事においても自分に従わなければならない。特に女はだ!」
という感じの言うなれば現代における「暴君ネロ」状態である。
しかしその不器用な言葉の裏に隠れた家族への愛情が、本書の後半でウルッとさせます。
昔の怖~い親父を思い出しながらしみじみし出来る一冊である。