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社長のおすすめ図書
くそ暑かった夏が終わり、やっと秋になった。秋は何と言っても食い物の美味い季節である。
他の季節もそれなりに美味い食い物があるのだろうが、好き嫌いの多い私にはあまり思い浮かばない。
夏のスイカやトウモロコシ。冬の蟹くらいか?
それに比べて秋はエライ。秋刀魚に松茸、栗にナス、更には何と言っても柿である。
柿と言えば思い出すのが「柿くえば鐘が鳴るなり法隆寺」正岡子規である。
無理やり本書につなげた感は否めないが本題に入ろう。
正岡子規のイメージは一般的に「若くして病に倒れ、病床で激しい痛みにさいなまれ続けた俳人」と、こんな感じではなかろうか。
しかし編者は言う「ぼくの中にいる子規さんは『明るい子規さん』『笑う子規さん』なんですね」
本書は正岡子規の遺した2万4千の俳句から特に楽しい句を選び、「おかしみ」「笑い」のポイントを「広告批評」の天野祐吉が解説し、更にイラストレーターの南伸坊が愉快な挿絵を添えている実に楽しい一冊である。
皆さんもぜひ正岡子規のイメージを変えてみて下さい。