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社長のおすすめ図書
私の前職はラーメン屋である。ラーメン屋と言っても、お店でラーメンを作ったり運んだりしていたのではなく、某インスタントラーメンメーカーの大阪支店に勤務していたのだ。
そんなわけで、カップラーメンやカップ焼きそばを作らせたら、我社の中で右に出るものはおるまい。何と言っても作り方を読むことも無しに100%の確率で成功することができるのである。わはは。
え、ほとんどの人が作り方など読まずに作れるって?猪口才な。素人のくせに。素人は素人らしく容器に書かれている作り方をじっくり読んでから作りたまえ。
そこにはきっと「そうだったのか!!」という新たなる驚きの世界が待っているに違いないのだ。
と、言うわけで本書である。タイトル通り、世界の文豪がカップ焼きそばの作り方を書いたらこうなるのでは?と言うバカバカしくも楽しい一冊である。ちょっとだけ紹介しよう。
「1973年のカップ焼きそば」村上春樹
かってに液体ソースを取り出せばいいし、容器にお湯を入れて5分待てばいい。
その間、きみが何をしようと自由だ。少なくとも、何もしない時間がそこに存在している(中略)
ただ、一つだけ確実に言えることがある完璧な湯切は存在しない。完璧な絶望が存在しないようにね。
うーん、それっぽいよね(笑)。
皆さんもぜひカップ焼きそばの正しい作り方を100人の文豪たちに教えていただいてみては如何かな?
なお、本書にはおまけも付いているが、それは読んでのお楽しみと言う事で。