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社長のおすすめ図書
我が家には柴犬がいる。
彼女の1日はざっと以下の通りである。
1.朝起きる
2.散歩に行く
3.ご飯を食べる
4.寝る
5.散歩に行く
6.ご飯を食べる
7.寝る
10年以上にわたってこのパターンは変わらない。実に羨ましいほどシンプルな生活である。
彼女の生活には労働と言う行為は一切存在しない。
この点に関しても羨ましい限りである。
しかし世の中そんなぐうたら動物(ぐうたらに育てたのは私であるが)ばかりではない。
せっせと労働にいそしむ勤勉な動物たちも存在するのである。
「おもしろうて やがてかなしき 鵜舟かな」松尾芭蕉
鵜がせっかくとった鮎を人間がかすめとる。それを鵜舟の客がはやしたてる。
しかし本当に鵜は悲しいのだろうか?
本書はそんなはたらく動物たちと人間との物語である。
畑を荒らす猿を追い払うモンキードッグと教育する人間。田んぼを耕す馬と農家。盲導犬とユーザー、そして調教師。人間の出した生ごみを食べる事を仕事にするパリのニワトリ。
全てそこには共生する人間とはたらく動物達との素敵な関係が存在するのだ。
世の中やはりお互いを認め合い共生、共存する事が大切だとしみじみ感じさてくれる一冊であった。