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社長のおすすめ図書
「チェーン店のメシは不味い」と心のどこかでずっと思っていた。ある種のトラウマであろう。
確かに学生の頃行っていたチェーン店は「吉野家」を除いて実に不味かった。
「村○来」「養老の○」等々、客をナメてんのか!と言うくらい不味かった。時に糸を引いたようなジャガバタが出た。時に妙な色の何の歯ごたえもない枝豆が出た。
確かにおおらかな時代だったと言えばそれまでだが、やはりどう考えても冗談じゃない。いかに安いとはいえ金を払って変なもんを食わされてりゃ好い面の皮である。
しかし最近はどうだろう?どうしてどうしてなかなかやるではないか!時々利用する「のりを」で夏に何度か食べた「カレーもつ鍋」は〆のリゾットまで含めて普通に、いや普通以上に美味かった。
まだ学生時代のトラウマから抜け出せないでいる私は数多あるチェーン店になかなか挑戦できないでいるが、きっと格段に美味くなっているに違いない。
本書の著者は大のチェーン店好きである。
本当に毎日のようにチェーン店でメシを食べている。確かにチェーン店の味は良くも悪くも安定しているし値段の想像もつきやすい。
対して個人店は入ってみないとその味や値段の見当もつかない。(一度滋賀県で入ったおでん屋で豪い目にあった事がある。詳細は割愛するが興味のある方は直接聞きに来てください。)
兎にも角にも「チェーン店愛」満載の本書、いつか私もトラウマを克服してチェーン店でメシを食いまくってやる、そんな決意をさせる実にハラの減る一冊であった。